図書館活用術

図書館間相互協力について(学生・教職員限定)

図書館間相互協力とは、当館で所蔵されていない資料(図書や文献)について、所蔵する他機関資料の閲覧・貸出・複写などのサービスを提供することで、ILL(Interlibrary Loan)と呼ばれています。
この図書館間相互協力制度は、図書館同士の協力と信頼の上で成り立っています。

図書館間相互協力として

  • 図書の借用
  • 論文や記事の複写取り寄せ
  • 所蔵機関への訪問利用と紹介状の発行

図書の借用について

所蔵する図書館から資料を借り出し、送付してもらうことで利用することができます。これを相互貸借といいます。相互貸借は該当の資料が貸出可能である場合に利用できます。貸出日数や館外貸出が可能であるかどうかは、所蔵する図書館の規程によるため、館内閲覧になる場合もあります。
資料の送料は往復ともに依頼者負担になりますので、詳細は図書館までお問い合わせください。

申込は、Myポータルあるいは図書館カウンターにて所定の用紙を提出してください。

学外データベース横断検索を使った申込方法

OPACでは一度の検索で、図書館蔵書検索と学外データベースの検索が可能のため、図書館にない資料を
OPACで検索することができます。

  • OPAC検索する際に、「外部データベース横断検索」Webcat、NDLにチェックを入れて検索します。
    ※NDL検索結果が表示されるには、時間がかかります。
  • 検索結果でWebcat:○○件をクリックすると、Webcatでの検索結果が表示されます。
    ※NDLも同様です。
  • 選択した図書の詳細表示画面ではどのデータベースからの情報であることがわかります。
    画面下の所蔵図書館に本学の略称「くら作」がある場合は、図書館でその図書を所蔵しています。
    (Webcat限定)
  • 所蔵情報欄にある「文献複写・貸借申込みへ」をクリックすると、ユーザー認証画面になるので、
    IDとパスワードを入力します。
    申込フォームには書誌事項が入力済のため、他の必要事項を記載するだけで図書館への申込が可能です。

論文や記事の複写取り寄せ

雑誌論文や新聞記事の複写物を、所蔵する図書館などから取り寄せることができます。貸出できない資料の場合は、こちらの方法を利用しますが、著作権の範囲内での複写になりますので、複写を断られることもあります。複写料や郵送料は依頼者負担になります。
1枚単価料金と枚数によって、支払金額は変わりますが、おおよそ、一文献に対し200円〜300円程度必要だと思ってください。

申込は、Myポータルあるいは図書館カウンターにて所定の用紙を提出してください。

学外データベース(NDL)横断検索を使った申込方法

OPACでは一度の検索で、図書館蔵書検索と学外データベースの検索が可能のため、図書館にない資料をOPACで検索することができます。
NDLサーチは雑誌記事検索も可能なため、文献複写の申込がOPAC上からできます。

  • OPAC検索する際に、「外部データベース横断検索」NDLにチェックを入れて検索します。
  • 検索結果でNDL:○○件をクリックすると、NDLでの検索結果が表示されます。
  • 検索結果画面で<記事・論文>と標記されたデータが雑誌記事あるいは論文になります。
  • 所蔵情報欄にある「文献複写・貸借申込みへ」をクリックすると、ユーザー認証画面になるので、
    IDとパスワードを入力します。
    申込フォームには書誌事項が入力済のため、他の必要事項を記載するだけで図書館への申込が可能です。
    ※該当雑誌の巻号やタイトル・著者名をよく確認してください。

所蔵機関への訪問利用と紹介状の発行

当館への貸出や複写が不可能な場合、直接所蔵する図書館で閲覧・複写できることがあります。
基本的に他大学の図書館を利用する場合は、当館からの紹介状が必要となりますので、当館カウンターまで
「閲覧依頼状(PDF)」を提出してください。

※館長の承認が必要となるため、紹介状発行まで時間がかかります。

なお、当館が協定を結んでいる他大学図書館(岡山県内の大学図書館や中・四国地区の私立大学図書館等)
については、簡易な申請で閲覧や貸出の利用(一部の大学は不可)ができます。
事前に訪問先図書館のHPを確認し、開館日程・規則等を把握してください。

岡山県の大学につきましては、こちら(岡山相互協力協定参加図書館)でご確認ください。
※他の図書館の蔵書を調べるにはリンク集<図書・雑誌をご覧ください。